カルックスでは、発泡スチロール製ドライアイス保管箱「KDI-20」「KDI-40」の性能を確認するため、
実環境に近い条件でドライアイスの保冷試験を実施しました。

実験は平均気温31.9℃の環境下で、ふたの開閉を行わずにそれぞれの容器へ最大容量のドライアイスを充填して実施。
その結果、どちらの製品もドライアイスが完全に昇華するまでおよそ14日前後を要することが確認されました。


※グラフの線は実測値の近似曲線です。
※この温度試験は弊社内での試験であり、性能を保証する物ではありません。

結果から、KDI-20とKDI-40はほぼ同等の保冷性能を有することが明らかになりました。
また、KDI-40に少量(例:20kg)のドライアイスを入れる場合は、容積に対して内容量が少ないため昇華速度が早まる可能性も示されました。

なお、本実験では地熱の影響を避けるため、地上約80cmの高さに設置して検証を行っています。
実際の運用時に床面へ直接設置する場合は、ドライアイスの昇華が早まる可能性がありますのでご注意ください。

カルックスは今後も、発泡スチロール製保冷容器の性能データを可視化し、安心してご利用いただける製品づくりと情報提供に努めてまいります。

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