Ice pack
保冷剤について

保冷剤について

一般に袋詰めされて使用・市販されている保冷剤(アイスパック)には約99パーセントの水と高吸水性樹脂(ポリアクリル酸ナトリウム)、防腐剤、形状安定剤が含まれています。
添加物を加えペースト状やコンニャク状にするのは水の対流による溶解速度を遅くする(保冷時間を長くする)ためと、凍らせたときの形状を板状に保つためです。また水に他物質を溶かし込むと凝固点が下がります。(モル凝固点降下と言います)

添加剤により融解温度(保冷温度)をコントロールする事が出来、0℃~-20℃位までの保冷剤が用途に合わせて使用されています。
保冷剤は、使用して温まってしまっても、再び冷凍させれば繰り返し使うことが出来ます。そのため、新しい氷や水を入れ換えなければならない水枕や氷枕、使用する際に昇華してしまうため1回しか使用できないドライアイスと比べても利便性、経済性に優れています。

氷点下(0℃~-20℃位)での冷却温度コントロールや持続時間が改良されており、ドライアイスからの代用も進んでいます。

発泡スチロール箱へ入れたほうが良い物

贈答用生肉・牛肉・鶏肉・豚肉・鹿肉・ハム・ウィンナー・ハンバーグ・ステーキ・ローストビーフ・餃子・キムチ・コロッケ・納豆・豆腐・ゆば・漬物・贈答用魚介類・野菜・ほうれん草・レタス・小松菜・餅・羊羹・大福・葛菓子・卵・牛乳・ヨーグルト・チーズ・バター・ケーキ・ジェラート・飲料品・蕎麦・ラーメン・ワイン・ウイスキー・バーボン・日本酒・焼酎・お節・ドライアイス・液体窒素・試薬品・医薬品・検体・治験・臓器・血液・生体・家畜(牛・豚)冷凍精子冷凍精液・観賞魚・電子部品・精密機械・接着剤・塗料・サボテン・さつき等。