お客様より『輸送時に発泡スチロールの箱が破損するので対策はないか?』とのご相談

大学の研究機関で弊社の発泡スチロール容器「KA-230B」を利用していただいています。
使い方は、水で満たした2重袋の中に生体を入れた物を発泡スチロール容器(KA-230B)に入れ、保冷しながら運送便で発送しています。
お中元やお歳暮などの運送の繁忙期になると運送会社の荷扱いが悪くなるのか箱が破損して、最悪の場合は袋が破れて中の水が流出するという事故が時々発生するので、発泡スチロールの箱が破損しないような防止策は無いでしょうか?。とのお問い合わせがありました。

発泡スチロール容器の破損防止対策のご提案

現在ご利用いただいている発泡スチロール容器(KA-230B)の破損防止と汚れ防止対策としてプラ段のカバーを提案しました。
プラ段カバーは保管スペースを小さくするために展開して保管するようにし、使用時は簡単に組み立てられるように面ファスナーで固定できるようにしました。
この展開型プラ段ケースは組み立て時の作業性や取扱性・保護性など何度も打ち合わせを行い写真のような形状にたどり着きました。
発泡スチロール容器をプラ段の展開箱に置いて、四方から折込んで面ファスナーで止め、さらに蓋用のプラ段で抑えることでしっかりと発泡スチロール容器をカバーできます。また取り扱いが容易になるようにサイドに取っ手を付加しました。

お客様からの声

「運送便での配送による破損が無くなると共に容器の汚れが減少し、通い箱として何度も繰り返し使えるようになりました。
また、プラ段カバーも簡単にセットできるので手間が掛からず、取っ手が有るので重い荷物も扱いやすくなり、安心して生体の輸送が行えるようになりました。」

この様なお褒めの言葉を頂きました。